関数

【広島16】関数の入試問題(★☆☆)

【問題】

下の図のように、関数\(y=-\frac{1}{3}x+4\) のグラフ上に点\((3,3)\) があり、このグラフと\(y \)軸との交点をBとします。また、関数\(y=-\frac{1}{3}x\) のグラフ上を\(x<0 \)の範囲で動く点C、\(y \)軸上に点D\((0,3)\)があります。

(1)四角形ABCOが平行四辺形となるとき、点Cの座標を求めなさい。

(2)点Dを通り、△ABOの面積を2等分する直線の式を求めなさい。

 

解答

答え

(1)\((-3,1)\)

(2)\(y=-\frac{1}{2}x+3\)

解説

(1)

平行四辺形の対辺は、平行で辺の長さが等しくなります。

なので、このように座標の変化も等しくなります。

 

(2)

まず、△ABOの面積を求めると6になることが分かります。

つまり、△ABOを二等分すると面積が3の図形に分けられることになります。

 

点Dを通る△ABOを二等分する線を赤線として

イメージ図を書くとこんな感じになります。

つまり、この赤い部分の面積が3になっていればOKということですね。

 

この赤線と直線OA(\(y=x\))の交点をPとして、

その\(x\)座標を\(a \)とすると、P\((a,a)\)と表せます。

△ODPの面積が3になることから、\(a=2\)になると分かります。

 

つまり、△ABOを二等分する直線は、

2点D\((0,3)\)、P\((2,2)\)を通るということなので、

\(y=ax+b\)に当てはめて計算をしていくと、\(y=-\frac{1}{2}x+3\)となります。

 

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