関数 【広島16】関数の入試問題(★☆☆) kaztastudy 2020年2月20日 【問題】 下の図のように、関数\(y=-\frac{1}{3}x+4\) のグラフ上に点\((3,3)\) があり、このグラフと\(y \)軸との交点をBとします。また、関数\(y=-\frac{1}{3}x\) のグラフ上を\(x<0 \)の範囲で動く点C、\(y \)軸上に点D\((0,3)\)があります。 (1)四角形ABCOが平行四辺形となるとき、点Cの座標を求めなさい。 (2)点Dを通り、△ABOの面積を2等分する直線の式を求めなさい。 問題PDF 解答 答え (1)\((-3,1)\) (2)\(y=-\frac{1}{2}x+3\) 解説 (1) 平行四辺形の対辺は、平行で辺の長さが等しくなります。 なので、このように座標の変化も等しくなります。 (2) まず、△ABOの面積を求めると6になることが分かります。 つまり、△ABOを二等分すると面積が3の図形に分けられることになります。 点Dを通る△ABOを二等分する線を赤線として イメージ図を書くとこんな感じになります。 つまり、この赤い部分の面積が3になっていればOKということですね。 この赤線と直線OA(\(y=x\))の交点をPとして、 その\(x\)座標を\(a \)とすると、P\((a,a)\)と表せます。 △ODPの面積が3になることから、\(a=2\)になると分かります。 つまり、△ABOを二等分する直線は、 2点D\((0,3)\)、P\((2,2)\)を通るということなので、 \(y=ax+b\)に当てはめて計算をしていくと、\(y=-\frac{1}{2}x+3\)となります。