関数

【愛知16】関数の入試問題(★☆☆)

【問題】

図では、Oは原点、点A、Bの座標はそれぞれ\((3,4)\)、\((6,2)\)である。

(1)直線ABの式を求めなさい。

(2)直線\(y=x+b\) (\(b\)は定数) が線分AB上の点を通るとき、\(b\)がとることのできる値の範囲を求めなさい。

 

解答

答え

(1)\(y=-\frac{2}{3}x+6\)

(2)\(-4≦b≦1\)

解説

(1)

2点\((3,4)\)、\((6,2)\)を\(y=ax+b\) に当てはめて計算していきましょう。

 

(2)

直線\(y=x+b\)における、\(b\)の範囲とは、

言いかえると、切片の範囲のことです。

 

\(y=x+b\)(傾き1)の直線を、

線分ABを通るように引くと

\(b\)(切片)の範囲はこのようになっています。

 

つまり、点Aを通ったときが一番\(b\)が大きく、

点Bを通ったときが一番\(b\)が小さくなります。

 

点A\((3,4)\)を通るときは、

$$\begin{eqnarray}4&=&3+b\\[5pt]1&=&b\end{eqnarray}$$

点B\((6,2)\)を通るときは、

$$\begin{eqnarray}2&=&6+b\\[5pt]-4&=&b\end{eqnarray}$$

よって、\(b\)の範囲は \(-4≦b≦1\) となります。

 

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