関数

【京都16】関数の入試問題(★☆☆)

【問題】

下の図のように、関数\(y=\frac{1}{8}x^2\) のグラフ上に2点A、Bがあり、2点A、Bの\(x\) 座標はそれぞれ\(-8\)、\(4\)である。2点A、Bを通る直線と\(y\) 軸との交点をC、\(x\)軸との交点をDとする。また、\(x\)軸上に\(∠ACE=90°\) となるように点Eをとる。

(1)2点A、Bを通る直線の式を求めよ。

(2)点Dの座標を求めよ。また、線分DEの長さを求めよ。

 

解答

答え

(1)\(y=-\frac{1}{2}x+4\)

(2)\(D(8,0)\)、\(DE=10\)

解説

(1)

まずは2点A、Bの座標を求めましょう。

点Aの\(x\) 座標は\(-8\)なので、

$$y=\frac{1}{8}\times (-8)^2=8$$

よって、点A\((-8,8)\)

 

点Bの\(x\) 座標は\(4\)なので、

$$y=\frac{1}{8}\times 4^2=2$$

よって、点B\((4,2)\)

 

2点\((-8,8)\)、\((4,2)\)を\(y=ax+b\) に当てはめて計算していきましょう。

 

(2)

点Dは、\(y=-\frac{1}{2}x+4\) に\(y=0\) を代入すると\(x \)座標を求めることができます。

$$\begin{eqnarray}0&=&-\frac{1}{2}x+4\\[5pt]\frac{1}{2}x&=&4\\[5pt]x&=&8\end{eqnarray}$$

よって、点Dの座標は\((8,0)\) となります。

 

次に線分DEの長さを求めるため

点Eの座標を求めていきます。

 

直線CEは、直線ABと垂直な関係です。

なので、互いの傾きを掛けると\(-1\)になります。

垂直な直線は、互いの傾きを掛けると\(-1\)になる。

というわけで、直線ECの傾きを\(a \)とすると、

$$\begin{eqnarray}a\times \left(-\frac{1}{2}\right)&=&-1\\[5pt]a&=&2\end{eqnarray}$$

\(a=2\) となります。

よって、直線ECの式は \(y=2x+4\)。

 

 

さらに、\(x\) 軸との交点である点Dの座標は、

$$\begin{eqnarray}0&=&2x+4\\[5pt]-2x&=&4\\[5pt]x&=&-2\end{eqnarray}$$

点D\((-2,0)\) と求まりました。

 

よって、線分DEの長さは

$$8-(-2)=10$$

となりました。

 

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