関数

【佐賀16】関数の入試問題(★★☆)

【問題】

下の図のように、3点A\((6,5)\)、B\((-2,3)\)、C\((2,1)\)を頂点とする△ABCがある。

(1)△ABCの面積を求めなさい。

(2)点Aを通り、直線BCに平行な直線の式を求めなさい。

(3)直線OC上に点Pをとり、△OPBと四角形OCABの面積が等しくなるようにする。このとき、点Pの座標を求めなさい。ただし、点Pの\(x\) 座標は正とする。

 

解答

答え

(1)\(12\)

(2)\(y=-\frac{1}{2}x+8\)

(3)\((8,4)\)

解説

(1)

直線ABの式を求める ⇒ 三角形を分割する ⇒ 面積を求める

この手順で攻めていきましょう!

 

(2)

「平行な直線 = 傾きが等しい」 ですね。

 

(3)

等積変形の考え方を利用して解いていきましょう。

ここでは(2)の問題が布石となっています。

このように、直線OC上に点Pをとり

等積変形をすることで、

四角形OCABと面積の等しい△OPBを作ることができます。

 

というわけで、

直線OC(\(y=\frac{1}{2}x\))と、直線\(y=-\frac{1}{2}x+8\) の交点を求めます。

それぞれを連立方程式で解けばよいので、

$$\begin{eqnarray}\frac{1}{2}x&=&-\frac{1}{2}x+8\\[5pt]x&=&-x+16\\[5pt]2x&=&16\\[5pt]x&=&8\end{eqnarray}$$

\(x=8\) を\(y=\frac{1}{2}x\) に代入すると、

$$y=\frac{1}{2}\times 8=4$$

よって、点P\((8,4)\) となります。

 

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